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▼ こいさん
>実は鉢植えでなくて、地植えなのですが、それも根っこから抜いて同じようにしてみたらよいですかね??
蟻に蒔いた薬とは、粉タイプのものですか?
スプレータイプの物だと植物にストレスを与え枯れる場合が多々あります。
特にスプレー式の物は、冷たい液状の物を茎や葉っぱにかけると
枯れる確立がアップします。
粉タイプの物の方が、植物に対する害は少ないです。
私の経験談ですが、(園芸を初めて間もない頃)蟻に対する害で
蟻用の薬剤(スプレータイプ)を蒔き枯らしてしまった事があります。
それ以後、蟻の駆除剤を撒くときは、メーカーに電話やメール等で
問い合わせてから蒔く事にしました。
どのメーカーさんも粉や粒タイプの物は、安全だと言う事なので普通に使用しております。
他に液体タイプもあります(壁の隙間や粉が入りにくい時に使用はしてます)が
私は、粉の方が効きそうなので A製薬の粉タイプの物を使っております。
蟻殺虫剤散布は、雨上がりの早朝にしています。
余談(前置き)が、長くなり失礼しました。
鉢植えではなく 地植えだったのですね
その場合株を彫り上げる時は やはり慎重に扱ってください。
株自体の大きさにもよりますが、根張りの大きさ(広がり)の目安としては
株の高さの1.5倍以上(半径)の所まで根が伸びていると考えれば良いです。
安全面を考えてどの程度の半径で堀り上げられるのかは、自己判断で行ってください。《私はいつもその方法でやってます》
株を掘り上げられたら、以前 私が書いたような手順で、
株を メネデールかHB101等の活力剤に浸けてください。
>なんとなく周りの植物も枯れてきている気もします・・
>土の消毒もしくは入れ替えが必要なのでしょうか??
土の消毒と入れ替えは、必要です。
周りの植物まで枯れてきている状況だと
株に引き続きダメージが加えられる恐れがあるので 必ず土を入れ替えてください。
☆土入れ替えの手順☆
被害が及んでいる場所の土を深さ30センチ程(目安:スコップ大の土をすくう部分程)を取り除きます。
取り除いた場所に 取り除いた分量の4/10程の腐葉土を入れます。
次に 6/10程の土(庭の他の場所から同じ量持ってくる)を入れかき混ぜます。
持ってくる土が無い場合は、赤玉土の大を取り除いた分量と同量入れます。
後は 苦土石灰(ツブ状の物)とモミガラ薫炭を1u当たりコップ1杯程加えます。
そして フワフワ状になるまで(だいたいで良いですが)鍬か鋤でよーくかき混ぜて下さい。
耕し終わったら 先程 浸しておいた株を植え替えて下さい。
植替え後 2週間は、無肥料で管理します。
今の時期は陽射が強いので、植替え後ネットや寒冷紗等で日除けをして下さい。
(2週間後株の元気が 回復していれば 日除けを外す)
植替え後 日除けをしないと枯れる場合があります。
水遣りは、土が乾いたら 適宜行ってください。
>そもそもこんな症状は何か病気なのでしょうか??
梅雨時のジメジメで土が 多湿になり 株が弱った物と考えられます。
梅雨時は、病気になったり 梅雨の合間の晴れの日に虫の被害あったり トラブルが多くなる時期です。
また 株の管理も重要で、株が茂りすぎていたりすると 蒸れてきて枯れてきたりします。
対策としては、植物にバランスの良い管理を行う事。
肥料の窒素分が多くなると、虫の被害にあったり 病気になったりします。
梅雨前には草木灰や苦土石灰等カリやカルシウム、マグネシウムの多い肥料を与えて下さい。
日本に降っている雨は 酸性雨なので日本の土壌は 弱酸性だと言われています。
>一度言ってくださっていた薬品を買いに行ってみようと思います。
メネデールやHB101等は薬品ではなく、植物を元気にさせる活力剤です。
少々高価ですが、一度使用してみてください。
安価なものでは、木酢液 竹酢液と言う物もあります。
これらは、犬猫除けに高濃度の希釈液を作り犬猫の通り道に散布しておくと しばらくは、寄り付かなくなります。
また極薄い希釈液を植物に葉面散布すると生き生きとしてきます。
お試しあれ。
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