RICHO XR-P


 RICHO XR-P。13年ほど前に発売された機能てんこ盛りのマルチモードカメラです。キヤノンがA-1やAE-1Pを販売していた頃の製品でカメラが多機能化してきた頃のカメラです。
 発売当時、私は高校2年でした。新聞部に所属しておりカメラを持つ必要があったために購入しました。友人らはA-1やAE-1Pを所有しており、私もそのどちらかをと思いましたがボディーを購入するとレンズを買う予算がなくなってしまうためこのカメラにしました。マニュアル指向のカメラであればニコンのカメラも選択肢に入ったのですが、多機能が好きな私はXR-Pに走ったのでした。
 RICHOの一眼レフは比較的小柄で携帯しやすくなっています。他メーカーのカメラと比較すると一回りほど小さいのではないでしょうか。ワインダーを付けた状態で普通の一眼レフと同じくらいの高さになります。ワインダーを付けることを強要されるようなデザインで、まわりの友人達がモータードライブを持っていたこともあり、これだけは購入しました。 
 また、このカメラは比較的アクセサリーも豊富でした。ワインダー、モータードライブ、TTL調光専用ストロボ、オフカメラシューブラケットなど、当時のRICHOの力の入れ具合が窺えます。これらのアクセサリーも欲しかったのですが、懐具合がそれを許さずワインダー以外は手に入れられませんでした。今これらのアクセサリーを探しています。譲ってくださる方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

 


RICHO XR-Pが誇る15のモード

ノーマルプログラムAE プログラムラインを意図的に変えられます。デプスは被写界深度優先、アクションはシャッター速度優先のプログラムラインを描きます。
デプスプログログラムAE
アクションプログラムAE
シャッターバイアスプログラムAE シャッター速度優先的なプログラムモード。おっせかいにもカメラがアンダーあるいはオーバーを判断して勝手にシャッター速度を変えてくれます。レリーズの瞬間に再測光をするのでタイムラグが長く音も悪いので使い心地が非常に悪いモードです。
絞り優先AE XR-Pで一番使いやすいモード。リコーのカメラのベースはやはり絞り優先AEカメラだった。
TTL追針マニュアル オーソドックスなマニュアル。
NTSC方式テレビ画像対応AE 各国のテレビ方式に対応した撮影モード。ちらつきが内容に撮影できるのが売り。ビデオがそれほど普及していない時代なのでひょおとすると有効だったのかもしれない。使用回数ゼロ回。
PAL方式テレビ画像対応AE
CRTディスプレイ対応AE
日中シンクロストロボAE 当時としてはTTL 調光が可能でした。キヤノンのAE-1PやNEW F-1等も外部調光方式だったので、ずいぶん先進的だったと思われます。ただし、専用ストロボを所有していなかったので恩恵にあずかったことはありません。
ノーマルプログラムストロボAE
デプスプログラムストロボAE
アクションプログラムストロボAE
シャッターバイアスストロボAE
絞り優先ストロボAE
TTL追針式マニュアルストロボ


XR-Pの各パーツ

赤い円内をクリックしてください。


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