Ｐａｇｅ 1465 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冬の水やりについて とし 03/11/28(金) 14:25 ┗Re(1):冬の水やりについて greenfinger 03/11/28(金) 14:53 ┗Re(2):冬の水やりについて とし 03/11/28(金) 15:22 ┗Re(3):冬の水やりについて greenfinger 03/11/28(金) 17:22 ┗Re(4):冬の水やりについて とし 03/11/28(金) 19:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 冬の水やりについて ■名前 ： とし ■日付 ： 03/11/28(金) 14:25 -------------------------------------------------------------------------
| 観葉植物をそだてはじめて２年になります。去年の冬は慣れていないせいもあって小さな鉢をいくつか根ぐされさせてダメにしてしまいましたが、今年はだいぶ植物の特徴もわかってきたし温度計もあちこちに設置したりしてなんとかうまく冬を乗り切ろうとスタンバッています。 家の中の植物をおいてある場所はどこも１、２度しか温度差がなく、外が５度くらいの明け方も１５、６度を保っているので植物にとってはまあまあの環境だと思います。問題は水やりなのです。じつはさっそくアイビーのミニ観葉を根ぐされさせてしまったようなのです。土の中まで指をいれてみるとからからに乾いていたし、葉もしな〜っとなったのでそれから２、３日待ってから底から水がしたたりおちるまでたっぷり水（少しお湯をまぜました）をやりました（夏と一緒です）。１週間くらいすると葉がつぎつぎと落ちはじめてしまい土をさわるとびしょびしょでどうやら根ぐされしてしまったようです。 冬の水やりは夏のように乾いてから（もっとも冬の場合かわいてから４、５日待つというのが鉄則のようですが）たっぷりやってはだめなのでしょうか？量を加減しなければならないのですか？（乾燥に強いものは水を少なめにとか） 葉水はどの植物にも１日１、２回は毎日かけてやっています。最近は水やりがこわくて葉水をかけるついでに土の表面に多めに水をかけてるばかりです。でもそれだと植物にはあまりよくないのでしょうし。う〜ん。 水やり３年とかいいますがまだまだわかりません。冬の水やりの方法を教えて下さい。よろしくお願いします。 |
| ▼ としさん … 最低気温で１５度が保たれていれば、普段と同じ位に水を 与えてよいと思いますよ。冬だから、ではなく温度と乾き 具合を見て与えればよいと思います。 朝方１５度が保たれていれば、気候的には５月とかと同じ なのではないでしょうか？ アイビーの場合、根ぐされというよりも、しなっとしてから数日 まったので、干からびてしまったのではないでしょうか？。 極端な乾燥を経験し、葉を落としているか、最悪の場合枯れてし まっています。葉がなく、もしかしたら枯れているので蒸散が ないため、土が湿ったままになっています。 確かに冬は土が乾いてから数日待って、といわれますが、 それは普通の大きさの鉢〜大きめの鉢を念頭においています。 鉢が大きければ大きいほど、土の表面だけ乾いても、中が湿っている ことが多いからです。また、乾燥気味の期間を長くして寒さに強く することも意図しています。 植物が水切れする前（しなっとなるちょっと前）が水遣りのタイミング ですよ。しなっとなると植物自身が弱ってしまいます。 鉢が小さい場合は植物自体も小苗の状態であったりしますし、乾きが 早いのでうっかりすると水切れさせてしまうことがあります。 まだ気温も高いのでそこまで極端にしなくともよいでしょう。 一部の例外を除いて、与えるときはたっぷり与えます。 底から流れるくらい与えるのですが、皿に流れた水は しっかりその都度捨てないと意味がありません。 |
| ▼ greenfingerさん … こんなに早いレスいただけるなんてうれしいかぎりです！ありがとうございます。 やっぱり水やりはむずかしいです。あ〜。 もしも家の中の気温が真冬にもっと低くなって（例えば１０度くらい）しまったとしても、やはり水はたっぷりやったほうがいいのですか？水をやったあとはできるだけ暖かいところにしばらく置くとかしたほうがいいですか？温度変化は植物にはあまりよくないのでしょうが、人間でいえば湯冷めみたいなものは植物にはないのかしら？ あともうひとつ、万が一冬の間に根ぐされしてしまったら春を待たずに植え替えてやってもいいんですよね？もちろん根ぐされさせないのが一番なんでしょうが、今思うと去年根ぐされさせてしまったものも、そうと気付いて対処してやれば救えたかも、と思うのです。でも冬の植えかえは無理と頭から信じていたのでだめになっていく植物をただだまってみてるしかありませんでした。でもgreenfingerさんの話だと季節というより気温で考えていいということですし。どうでしょう？ よろしくおねがいします。 |
| そもそも、土のなかは本来温度変化が気温に比べて少ないです。 なので多くの植物は根の温度変化が大きくなるのを嫌います。 鉢植えは地植えに比べて温度変化が大きくなりやすいので、ここが ポイントでしょう。 与える水の温度は、室温と同じくらいの温度が無難です。 寒いから、といって人間の感覚で暖かい水を与えると、かえって いけません。もともと急激な温度変化は苦手です。 人間が暖かいと感じるものは植物にとって熱いことが多いです。 植物の体温？はほぼ室温と一緒だとすると、１５度から２０度。 人間は３６度くらいあります。人間にとって暖かい４０度程度の 温度でも、植物の体温の２倍以上あることになります。 生育期だってこれほどの温度では生育が鈍りますので、そもそも 対応できない温度だと思います。 ゆっくりした気候変化に対応すべく、体のつくりを変えているのに 急に暖かくしたりしたら、逆に腐ってしまいます。 低温時の水遣りについてですが、植物と環境によってかなり変るの で・・ここが一番難しいところですね。日当たり、暖房状況によっ てもかなり変わります。 とりあえず、日中日が当たる、あるいは人がいて暖房が入るが、夜間 は暖房を切るので温度が下がる、つまり居間を想定しますと・・・。 植物によってあまり気にならないものと気を使うものがあります。 アイビーは東京なら戸外でも越冬するので、特段気にする必要は ありませんね。土が表面が乾いたら水を与えればよいでしょう。 寒さに弱いものについては、暖かい日の午前中を選んで、室温程度 の水を与えます。夜間冷え込むときに、水を与えたてのように土が 湿っていると、朝方冷え込んだときに根も冷えてしまい、根を傷める 原因となります。夜間までにある程度水が吸収されていればよいです。 一般的な観葉植物はここに入ると思います。 最低気温で越冬温度とされる温度を保てていて、日中はある程度 温度が上がるなら、与えるときはたっぷり与えます。 越冬温度ぎりぎり、あるいはやや下がる程度のときは、水遣り直後 は居間などに置くか、夜間ダンボールをかぶせる、室内の高い所に 置く、など工夫するとよいのではないかと思います。 鉢が大きい場合は表面だけ乾いていることもあるので、もう 少し待ってもいいでしょう。 更に乾燥に強いもので、寒さに弱いもの（多肉植物など）は、温度に もよりますが、ほとんど水を与えないもの、または多少湿った状態に 保つもの、などもあります。これらの場合は与えるにしても 霧吹きなどで多少湿った状態を保つ程度にすることもあります。 難しいですが、あまり神経質にならないほうがいいのではないで しょうか？。 人間の感覚を持ち込んで、あれこれいろんなことをするより、 限界を超えそうなときだけ、ほんのちょっとの気遣いをする、 のほうがいいかもしれません。それ以外は放っておいたほうが うまくいく場合もあります。 |
| ▼ greenfingerさん … 丁寧なレスをありがとうございました。 たしかにちょっと神経質になってるかも...です。植物の種類を去年に比べて相当手を広げてしまったので少々不安ですが、ペットでも植物も過保護になりすぎるのはいけませんね。反省です。できるだけ『手を貸してやる』程度で育てていこうと思います。ありがとうございました。 |