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 ▼教えて下さい  あっちゃん 02/7/15(月) 22:27
   ┗Re(1):教えて下さい  よしし 02/7/16(火) 11:05

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 ■題名 : 教えて下さい
 ■名前 : あっちゃん
 ■日付 : 02/7/15(月) 22:27
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   こんにちは。初めまして。
5月にお祝いで胡蝶蘭の鉢を頂きました。
現在、水ごけが乾いた時に水をやりながら育てています。
ですが、最近の猛暑で花がもうもたないようです。
何もしらずそのままにしておりましが、いろいろ調べましたら
来年も咲かせる為には、茎をカットして育てなければないらいの
ですね。今からでも大丈夫でしょうか。
その場合、茎をバラして、植え替えた方がいいのでしょうか。
すみません。初心者なもので・・・ よろしくお願いします。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):教えて下さい  ■名前 : よしし  ■日付 : 02/7/16(火) 11:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あっちゃんさん…
えーと、以前に別の方へご返答したのを手直しして引用させていただきますね。

まず、頂き物の胡蝶蘭に良くあるのですが、化粧鉢に2〜3株寄せ植えで、ミズゴケの下に上げ底用の発泡スチロールが入っていませんでしたか?もし入っていれば、通気不良の原因になりますので取って下さい。

何株か寄せ植えになっているものは、1株ずつに分けて植え替えた方が良いです。
その場合、鉢は、株がちょうど良く収まる程度の素焼き鉢を選んでください。大きくても窮屈でもダメです。
ミズゴケは、古くなければ、1回目はそのまま使っても良いでしょう。

水遣りは、腰水で、ミズゴケ全体がたっぷり水を含むまで吸わせてあげてください。
何日ごとに...と言うことではなく、鉢底の穴から指を突っ込んで、ミズゴケが乾いていたら水遣りします。
乾かないうちにあげると、過湿状態になり根腐れします。
また、葉に直接水がかからないようにしてください(葉の付け根に水が貯まってそこから腐れます)。ただし、たまに濡れたガーゼなどで、葉の表面の埃をぬぐってあげてください。
5〜9月は、水遣りの時に液肥を与えてください。固形肥料は、6月に1回与え、9月に取り除きます。

室内では、レースのカーテン越しの明るい日なたに置いてください。直射日光は葉焼けの原因になりますのでご注意ください。
室外では、遮光布で日射を60%くらいまで下げてください。
暖かい時期は、積極的に外に出してあげた方が次の花付きが良くなります。
ただし、鉢底からナメクジが入りやすいので、地面に直置きはせず、レンガやブロックなどで少し上げて置くと良いです。
いずれの場合も、風通しの良い場所においてください。

最低気温は15℃です。寒くなってきたら早めに室内に取り込んでください。ただ、15〜18℃くらいの温度に1ヶ月ほどさらすと花芽ができやすいようです。
順調に生育すると11〜2月の間に花芽が上がってきます。
(我が家では肥培しすぎて、もうすぐ今年2回目の花が咲きそうです〜。うーん、来年は株が疲れちゃうんじゃないかなぁ...^^;)
支柱は、あった方がいいですが、無くてもあまり倒れたりしません。
贈答用のように、カーブした支柱をつけるのはプロじゃないとうまくいかないと思いますので、株元から少し上を支える程度のもので十分です。

花が全部咲ききったら、できれば早めに切り取って、切花としてお楽しみください。
咲き終わるまでつけたままにしてしまうと、株の体力が消費して、来年きれいに咲いてくれません。

ファレノは根の生育が著しいので、できれば毎年植え替えてください。
その時、黒い根やスカスカの根、萎れた根などは切り取って、またミズゴケも替えてあげてください。ミズゴケは、まずある程度の大きさのボール状にまとめ、そこに内側の根を絡ませます。それを包むようにミズゴケを巻き、残りの根を絡ませ、更にミズゴケで包み、鉢の中に収め、株元にミズゴケをつめて出来上がりです。

長く育てていると、下葉が枯れあがってきますが、新葉が出てくればなんら問題なし、です。
花芽の出る位置や、根の生え際もどんどん上がってきますので...(^^;
枯れた葉は、黄変すると容易に取れますので、必ず除去してください。

...ということで...
今咲いている花茎は、根元から切ってしまったほうが良いです。
「茎をバラして」というのは寄せ植えしてある株を1つずつにして、という意味ですか?
そうだとすれば、前述もしましたが、そのとおりです。
胡蝶蘭は6〜9月が植え替え期です。ただし、8月は暑すぎますので避けます。
慣れればあまり難しくない植物ですので、頑張って、また来年花を咲かせましょう!
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