Page 816 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「はなみずき」に異変 violet 02/7/14(日) 10:57 ┗Re(1):「はなみずき」に異変 よしし 02/7/15(月) 10:35 ┗Re(2):「はなみずき」に異変 violet 02/7/15(月) 16:25 ┗Re(3):「はなみずき」に異変 よしし 02/7/15(月) 17:57 ┗Re(4):「はなみずき」に異変 violet 02/7/15(月) 20:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 「はなみずき」に異変 ■名前 : violet <violet@pizz.org> ■日付 : 02/7/14(日) 10:57 -------------------------------------------------------------------------
株立ちのけっこう大きなハナミズキです。 とても元気で沢山の実もついて秋の紅葉を 楽しみにしていました。 ところが、数日前に、葉の先っぽが、茶色 になり、枯れた感じの葉がはらはら散って くるのです。 その上、実まで付け根から落ちているのを発見! 樹が枯れるとも思えず、何かの病気でしょうか? 白くないので『うどん粉病』というのではない ように思います。 よろしくお願いします。 |
▼violetさん… >ところが、数日前に、葉の先っぽが、茶色 >になり、枯れた感じの葉がはらはら散って >くるのです。 >その上、実まで付け根から落ちているのを発見! >樹が枯れるとも思えず、何かの病気でしょうか? >白くないので『うどん粉病』というのではない >ように思います。 植付け後どのくらい経ったものですか? 植付けはどのようなやり方でされましたか? 考えられるのは、まず、生育障害です。 植付け時の植え穴が小さかったり(株の大きさにもよりますが、60cm四方は必要です)、土壌改良が不十分であったり、周りの水はけが悪かったり(植え穴にいっぱいの水を入れたときに、すばやく水が引かない)すると、根詰まりを起こしたり、根腐れを起こして、枝先から徐々に枯れこみます。 また、植付け時に支柱をしなかったなどによって、株が不安定になると、風などで根元がぐらついて土に隙間ができ、根が張れなかったり、根が乾燥したりすることもあります。 春先は気候が良いので元気だったかもしれませんが、梅雨の湿気や夏の暑さや乾燥などの悪条件によって、症状が表面化したことも考えられます。 また、病気としましては、「白絹病」「白紋羽病」などが考えられます。水はけが悪かったり、未完熟の堆肥や腐葉土を使うと発生しやすくなります。また実なりが多くなると樹勢が弱り、これらの症状が一気に悪化することもありますので、症状が出てきた可能性があります。 根の状態を確認することができればいいのですが、いずれにしてもこの病気にかかってしまったら、この株は救えません。また、植わっていた土も殺菌消毒しなければなりません。 |
よしし様へ ご指導ありがとうございます。 植え付けは、3年前です。 植木職人にやってもらいました。 確かに土壌改良までやっていないと思います。 幹周りは20センチで、花もみごとでした。 今年は、例年になく実が多すぎます。 水はけは悪くないと思います。 近くのつるバラが、病気(黒班病?)で黄色の葉が散り ハナミズキにうつったという事も考えるのです。 土壌の殺菌・・・・・!!とは・・・ 樹を救うには、何か良い方法はありませんか? |
▼violetさん… > 水はけは悪くないと思います。 そうですか...。植木職人さんが植えられたのなら、植え方に間違いは無い(ハズ)ですね。ただ、やっぱり土壌改良が気になります。 表面の水はけが良いように見えても、5〜60cm下の水はけが悪いと根ぐされを起こします。もし、掘れるようでしたら、ハナミズキ近くの土を深さ30cm以上掘ってみてください。それから、ホースで水を注いでみてください。 水が速やかに吸収されれば問題なし、溜まるようなら水はけが悪いと言うことになります。 そしてもう1つ。白絹病などで根がおかされると、根はどんどん溶けていき、しまいには無くなります。そうなった場合は、樹が容易に動きますので、目安として幹をゆすってみてください。 通常の動き方よりも不安定に動くようであれば、根がおかされている可能性大です。ひどいときには抜けて倒れてしまいます。 以上のことをまず試してみてください。 水はけの問題で、もし9月頃まで(それでも本当は時期が早い。11月以降が良い。)待てるような状態(症状が進行しない)であれば、一度堀上げて、土壌を改良後に植え直すという手もあります。 緊急の場合は、今堀上げてみるしかありません。ほっといてもいずれ弱ってしまいますので。 根が菌におかされている場合は、残念ながらあきらめるよりほかないと思います。 > 近くのつるバラが、病気(黒班病?)で黄色の葉が散り > ハナミズキにうつったという事も考えるのです。 うーん、どうでしょうねえ...ハナミズキの黒点病はあまり聞いたことが無いのですが。黒点病特有の症状(黒褐色の斑点)はありましたか? > 土壌の殺菌・・・・・!!とは・・・ 土を完全に入れ替えるか、天地返しをすることです。ただし、天地返しは菌が残ることもあります。また、土を天日で殺菌(黒いゴミ袋に入れて、土を少し湿らせ、2週間〜1ヶ月ほどおく)するのも有効です。 ちなみに...ハナミズキは実をつけすぎると、樹勢が弱り、翌年の開花に影響することがあります。寒肥で樹勢を回復してあげることもできますが、あまり実をつけさせないようにする方が賢明です。 |
▼よししさん… > 本当に懇切丁寧なご指導有難うございました。 とても素人の手に負えそうもなく、樹の生命力を 信じながら、近く梅の剪定に来てくださる予定の 植木屋さんに、よししさんのご意見を参考にさせて頂き、 相談しようと思います。 ガーデニングをはじめて、花々に囲まれる日々ですが、 害虫、病気、草取り、みずやり、悩んでは本とにらめっこで、 試行錯誤の毎日でした。 昨日の投稿に今日早速ご返事頂けるという心強さ、! 孤軍奮闘の救世主に出会えたうれしさで一杯です。 願わくばハナミズキが助かって欲しいことです。 今後ともよろしくお願いします。 |