Page 1052 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼軟腐病? ゆきん 02/11/27(水) 13:09 ┗Re(1):軟腐病? よしし 02/11/27(水) 14:02 ┗Re(2):軟腐病? ゆきん 02/11/27(水) 22:21 ┗Re(3):軟腐病? よしし 02/11/28(木) 14:02 ┗手作り温室?作りました ゆきん 02/11/29(金) 9:34 ┗Re(1):手作り温室?作りました よしし 02/11/29(金) 13:57 ┗Re(2):手作り温室?作りました ゆきん 02/11/29(金) 23:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 軟腐病? ■名前 : ゆきん <yukiko9163@dream.com> ■日付 : 02/11/27(水) 13:09 -------------------------------------------------------------------------
昨日帰宅して4鉢ある胡蝶蘭のうち、1鉢の一番下の葉の真ん中ほどにに軟腐病と思われる所見を見つけました。数日前からその葉が枯れる前なのかな?と思われるような色になっていたため、すぐに1枚付け根から切り取りました。今のところ他の葉、他の株には出ていないようです。 10月に植え替え時期ではないのに根を整理してしまって復活を楽しみにしていた矢先の出来事に、無事に元気を取り戻してくれるか心配になってました。今するべき事はどういうことがあるでしょうか?同じギフト株だったのに職場に置いてある株は根をいじらなかったからか、どんどん新しい根が出て新しい葉も増えています。 軟腐病というのは何が原因で起こるのでしょうか?弱っているこの株でも薬剤散布して大丈夫でしょうか? |
▼ ゆきんさん … >昨日帰宅して4鉢ある胡蝶蘭のうち、1鉢の一番下の葉の真ん中ほどにに軟腐病と思われる所見を見つけました。数日前からその葉が枯れる前なのかな?と思われるような色になっていたため、すぐに1枚付け根から切り取りました。今のところ他の葉、他の株には出ていないようです。 >今するべき事はどういうことがあるでしょうか? >軟腐病というのは何が原因で起こるのでしょうか?弱っているこの株でも薬剤散布して大丈夫でしょうか? ゆきんさん、お久しぶりです。 軟腐病かどうかは、株を見てみないとなんとも判断がつきにくいのですが、 判断としては、 葉の部位に関わらず発生し、水っぽい、茶褐色のような色に変化しること。 腐ったようなニオイがすること。 症状の進行が急であること。 などが挙げられます。 色が「枯れるような...」というのは、実は葉焼け、根腐れにも当てはまるので、 軟腐病です、とは断言できません。 葉焼けは案外、冬場でも起こるんですよ。 日差しが低くなる分、日差しが届きやすくなりますから。 根腐れの場合は、葉が黄色っぽくなってきます。 以前、他の方にお返事差し上げたものの抜粋になるのですが、参考までに。 >>葉が水っぽく、茶褐色に腐り始めて、それが急速に広がるようなら、まず軟腐病じゃないかな、と思います。 >>根元に限らず、葉の真ん中、葉先、どこにでも症状が現れます。 >>他の葉に伝染する可能性は十分あります。他にも胡蝶蘭をお持ちでしたら、他の株とは隔離してください。 >>これからの対処法としては、まず、他の葉に症状が出ていないか点検します。もし、同じような症状が出ていたら、速やかにその部分をハサミで切り取ります。ハサミは、使用前使用後に必ず消毒してください(火であぶるなど)。 >>他の葉に症状が出ていなくても、必ず、「ストレプトマイシン」か「ベンレート」を隅々まで行き渡るように散布してください。葉の付け根に溜まった薬剤は、ティッシュなどで吸い取ります。 >>また厳密に言うと、鉢や水ゴケも殺菌するか取り替えた方が良いです。本来は植え替え時期ではないのですが、病気の要素は可能な限り取り去った方が良いので...。根を痛めないように、静かに鉢から出し、ミズゴケをはずし、黒ずんだ根は取って、新しい水ゴケを固く絞って植え替えます。 >>このあと2週間は水をやらずに、日陰の風通しの良い場所で養生してください。 >>病気が再発しなければ、水遣りを再開しても良いです。 >>とにかく、すばやい対応が必要です。放って置くと、数日で株全体が腐ります。 軟腐病は、主に、春〜夏の高温多湿の状態で発生します。 また、葉の付け根などに水が溜まったりした時にも発生します。 ある程度の湿度を好む植物ですが、ムシムシ・ジメジメではいけません。 ゆきんさんの場合、病葉はもう取り除きましたので、これはいいですね。 鉢やミズゴケの取替えについては、10月に取り替えたばかりで、株の体力が落ちていますので、今は取り替えない方が無難かもしれません。 消毒をして様子を見てください。 もし軟腐病じゃなかったとしても、予防薬としても有効ですので、かけておいて損はありません。 再発するかもしれませんので、注意深く見守ってあげてください。 この病気は、すばやい対応がカギです。 |
よししさん、いつもありがとうございます。 今日帰宅して観察したところ、他に病変は見あたりません。 日焼けは、確かにあります。葉の重なりから見て日の当たるところの色が薄くなっているからです。切除した葉は病変広がっていないようですが、切除したらこんなもんですか? においも腐ったようなというのがよく分かりません。水っぽくどろっとなってはいますが。 根腐れでも葉が変色するということですが、その場合他にどんな症状が出るのでしょうか?何より温度管理が困難な状況でなかなか復活してこないので心配です。 |
▼ ゆきんさん … >今日帰宅して観察したところ、他に病変は見あたりません。 >日焼けは、確かにあります。葉の重なりから見て日の当たるところの色が薄くなっているからです。切除した葉は病変広がっていないようですが、切除したらこんなもんですか? 早めの対処だったのなら、他の葉に症状が移らないことは、十分にありえます。 切除した葉自体も、ドロドロになってしまうのもあれば、 その状態で進行が止まるものも...。 >においも腐ったようなというのがよく分かりません。水っぽくどろっとなってはいますが。 うーんと...なんというか、腐熟したバナナのニオイっていうか... すっぱいニオイなんです。 でも、水っぽく、という症状があるなら、ほぼ間違いないですね。 予防的に、薬剤散布したほうが良いかもしれません。 >根腐れでも葉が変色するということですが、その場合他にどんな症状が出るのでしょうか?何より温度管理が困難な状況でなかなか復活してこないので心配です。 主な症状は、葉の黄変。 その他には、葉の縮れ(しわっぽくなる)、葉の伸び悩み(伸びる途中で止まる)などです。花が咲いているときは、花にもしわがよったりします。 ただ、ゆきんさんの場合は、10月に植え替えされて、その後も水管理には気をつけておられたことと思いますので、根腐れの可能性は低いかもしれないですね。 いずれにしても、温度が常に20℃前後じゃない限り、葉はほとんど成長しないものです。 10月に根を切っている分、胡蝶蘭自身が、自己防衛(葉の蒸散や養分の保持)のために、葉を出さずに体力を温存していることも考えられます。 春になって、日射や気温が適当になってくれば、葉は出てくると思いますので、 今は、病気に注意しながら見守るしかありません。 体力を回復するには、やぱり保温も重要です。 元気な株で、徐々に寒さに慣らせば、15℃くらいでも平気なんですが、 弱っている株だと、低温で余計に弱ります。 以前にも申しあげましたが、簡易温室や、プチプチシートの利用、 部屋の一番暖かいところにおいて、段ボール箱に入れておくだけでも随分違います。 |
早速段ボールを準備して4隅に支柱を立て梱包用シートで覆い、(温度管理は出来ませんが少しでも保温になるように)作ってみました。暖房時や暖かい日にはシートをあけられるように、また閉めていても空気の流れはあるようにしました。何かのページで見たので鉢の間は新聞紙をぎゅっとくしゃくしゃにして埋めてみました。他に何か工夫する点がありますでしょうか? 体力の温存ですか、よししさんくらい植物のことがよくわかるようになるにはまだまだ勉強していかなければ成りませんね。暖かくなるまでせめて現状維持でいけるように頑張ります。 |
▼ ゆきんさん … >早速段ボールを準備して4隅に支柱を立て梱包用シートで覆い、(温度管理は出来ませんが少しでも保温になるように)作ってみました。暖房時や暖かい日にはシートをあけられるように、また閉めていても空気の流れはあるようにしました。何かのページで見たので鉢の間は新聞紙をぎゅっとくしゃくしゃにして埋めてみました。他に何か工夫する点がありますでしょうか? ゆきんさん、頑張っていらっしゃるのですね(*^^*) これでかなりの保温対策になると思います。 ただ、箱に入れっぱなし...だと、今度は蒸れの方が気になります。 根の呼吸は、鉢の上方だけではなく、鉢表面や、鉢底からも行われますので、 その空気の通り道を、新聞紙などでふさぎっぱなし...では、やはり通気は落ちます。 日中は、箱の外に出してあげた方が良いですよ。 |
分かりました。私も風の好きな胡蝶蘭が温室の中で蒸れてしまわないか気になっていました。日中は出しておきますね。 よししさん、いろいろありがとうございました。また助けてくださいね。 |